寝たきりの家族にお口のケアを。訪問歯科診療のすすめ
こんにちは。
東松戸駅より徒歩2分の「東松戸ファイン歯科クリニック」です。
年を重ねた家族とお菓子をつまみながら、たわいもない会話で笑ったり泣いたり。そんなありふれた日常が、いつまでも続いてほしいものですよね。
寝たきり、要介護になったご家族の口腔ケアの方法や、しゃべり難そう、食事の際にむせるなど、お口にまつわる不安があるという方も多くいらっしゃると思います。
そんなお悩みや不安を解消するために、当院の訪問歯科診療をおすすめします。
訪問歯科診療では、お口の機能を維持するためのリハビリテーション「オーラルフレイルケア」を行っています。
認知症の予防や改善の可能性があり、食べたり会話を楽しめるようになって、笑顔が戻ることも期待できます。
「オーラルフレイル」とは、食事の際に噛んで飲み込むのが少しつらくなってきた、滑舌が悪くなり会話が減ってきたと感じる、このような口腔機能が低下して弱っている状態です。
テレビの情報番組などでもよく耳にするようになった「フレイル」ですが、お口のケアをすることで、オーラルフレイルは予防できるということがわかっています。
その予防法とは、毎日の歯みがきや専門的な歯科診療、お口の機能を維持するためのリハビリテーションを行うことです。ご自身でケアが難しい場合は、訪問歯科診療を利用することがおすすめです。
定期的な歯科検診などの適切なケアや治療によって、嚙む機能が改善されると、脳への血液循環が高まり、「認知機能も改善された」との研究結果が出ています。
逆に、噛む機能が弱まって咀嚼(そしゃく)する回数が減ると、脳への血流が減り、認知機能の低下が始まってしまいます。
自分の残っている歯が少なくて「よく噛めない」という人でも大丈夫です。入れ歯や義歯を適切に調整することで、噛む力が高まって血流の改善が起こり認知症を予防することができます。
お口のトラブルは放置せず、ぜひ歯科医院に相談しましょう。
噛むことができなくなるとともに、滑舌が悪くなられる方が多く、会話がつらくなり気力が低下してしまいます。
会話が減ると唾液の分泌が減り、口臭も気になるようになって、お互いに笑顔が減ってしまっていませんか。
お部屋に入ったときに感じる、むわっとした空気の違和感は、口臭が原因ともいわれています。
訪問歯科診療では、治療とともにお口の機能改善のリハビリテーションも行います。リハビリテーションでは、滑舌をよくする運動を取り入れて唾液がよく出るようにうながします。
唾液が増えると、口内洗浄力が上がって口臭が軽減されるのです。
お口のニオイに悩まされていたご家族の心の負担が軽減され、会話が弾み、介護する側もされる側も笑顔になれると喜ばれています。
もし口臭や、食事、入れ歯などに少しでも不安がございましたら、お気軽にご相談ください。