歯周病になると起こること
こんにちは。
東松戸駅より徒歩2分の｢東松戸ファイン歯科クリニック｣です。
歯周病と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか？
｢歯ぐきから血が出る｣｢歯がグラつく｣といったイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。
歯周病が進行すると、様々な症状が起こります。さらに全身の健康状態まで悪くなることもあります。
今回は、歯周病になると起こることについて説明いたします。
歯周病とはどんな病気か
歯周病菌はお口の中に住み着いた細菌が歯肉に炎症を引き起こし、歯を支える顎の骨や歯周組織を破壊していく病気です。
最終的には骨や歯周組織が歯を支えきれなくなり、歯がグラつくようになりやがて抜けてしまいます。
また、全身の健康状態にも悪い影響を及ぼすことがわかっています。
歯周病によって引き起こされること
歯周病になると、次のような症状が見られるようになります。
●歯ぐきが腫れぼったくなる
炎症が起こって歯ぐきが赤く腫れあがります。
●歯ぐきから血が出る
最初は歯を磨いた時に出血するようになります。
やがて悪化すると、ちょっとした刺激でも歯ぐきから血が出るようになっていきます。
●歯ぐきが縮んで歯が長くなって見える
歯ぐきが衰えて縮んでいき、そのため歯が長くなって見えるようになります。
●歯ぐきから膿が出る
歯ぐきの炎症が悪化すると、血だけでなく膿も出るようになります。
●口臭が強くなる
細菌が増殖するため、お口の臭いが強くなっていきます。
●歯がグラつく・抜ける
歯槽骨や歯周組織が破壊されて歯を支えきれなくなり、歯がグラつくようになります。
そのためしっかり噛めなくなり、食事が偏るようになることもあります。
そのまま放置していると、さらに歯槽骨など歯周組織の破壊が進み、支えきれなくなった歯が抜けてしまいます。
●全身の健康状態が悪化する
歯周病になると血管内に歯周病菌や炎症性物質が入り込み、全身を巡るため、糖尿病が悪化したり、動脈硬化や誤嚥性肺炎、関節炎・腎炎などが起こりやすくなります。
また、妊娠中であれば低体重児および早産のリスクも高まります。
歯周病予防で大切な歯を守りましょう
大切な歯を守り、お口と全身の健康を維持するためには、歯周病になる前に予防に取り組むことが大切です。
毎日しっかり歯を磨くのとともに、定期的に歯科医院で予防ケアを受けましょう。
当院ではお子さんからシニア世代の方まで、あらゆる世代の方の予防を重視しています。
また副院長は松戸市内には数少ない、日本歯周病学会の歯周病専門医で、大学病院と同レベルの歯周病治療も受けていただけます。
専門的な知識と高水準の機器を生かし、皆さんの大切な歯を守るお手伝いをいたします。
